Lauryn Hill 昔はとても可愛かった 今は貫禄すごい
大変ご無沙汰しております。
元気に過ごしております!
長いことか書いてなかったブログですが、こんな支離滅裂なブログでも読んでくださり会社に興味を持ってエントリしてくださる方も少なからず居られるので、改めて内部情報を発信していく意義を感じれていたここ3ヶ月であります。
たまりに溜まった過去3ヶ月のことを振り返って書いても、投稿数で勝負している「とにかくやりきる川井ブログ」からセコいと言われそうなので現在進行形で綴っていく所存であります。
さて 先日は 前回のビルボードは断念したLauryn Hill の来日公演へ行ってきました。
実は僕は12歳から16歳までの時期はブラックカルチャーに夢中で当然そこにはLauryn Hillの音楽もあったのです。
子供の反抗期のように当時はなんでもアンダーグラウンドなものに魅了されており、メインストリームのカルチャーをとにかく毛嫌いする多感な時期だったにも関わらずヒットチャートの上位にランクインした彼女のCDはずっとすぐ取り出せる一等地に置いてありました。
そりゃ絶対行きますね。
とてもとても久しぶりに観たローリン様はとてもとても貫禄があるではありませんか。
まるでJBのようにバンドを勇ましく仕切っています。
ショウに対するプロ意識がそうさせるのでしょう。
おそらく何度もおこなっているセット。
ステージもデフォルトの配置でバンドの登場を控えているはず。
なのに大所帯の演者たちはそこに立つなり椅子を除けたり、マイクを外してみたり。
ステージに立って客前にして「この方が良いな」っていう判断でしっかり準備してきたものを平気で変えるんですね。
ライブ中も常にローリン様がバンドを見渡してドラムのスネアを小さくするよう指示したり本来無い部分をアドリブでループさせるように指示を出したり突然アカペラでやってみたり。
バンド勢はとにかくローリンの一挙手一度動にアンテナを張り巡らせていて、
ローリン様が いま この場 を最高なものにする為の変更や指示を待っているんですね。
練習していたことを披露すれば簡単で完成度の高いステージになるんでしょうけど
彼女たちは用意してきたことをミスせず行うことよりも、オーディエンスにとって最高なものを提供することにベクトルがあってるんですね。 なのでいきなりの無茶ぶり?にも意欲的に応えているように見えます。
あっと言う間のステージを終えて
ローリン様率いるバンドがステージでやっていたことを僕たちもやらなきゃいけないなって思ったんですね。
普段の僕らの仕事は最低限のマニュアルがあり、細かな作業を繋ぎ合わせたオペレーションなどが店にあります。
それに沿って開店準備を行い、営業が始まりお客様におもてなしをする。これを繰り返します。
その中でかなりの準備や反復による習得をするわけです。
なのでできるだけ準備したものや慣れたものを無駄にしたくない訳です。
目の前のお客様が望んでいることを観察する前に、準備したものや慣れたことで満足してもらおうとしてしまいがちになります。
これでは範囲が限定的なので驚きがあったり感動することは生まれにくいです。
あるべき状態は 準備は周到に、あらゆることを再現できる技術は出来るだけ高めに で営業に臨み、
あとはライブです。 お客様を観てその場に会わせて最高を提供することです。
いつもと同じことをやるのは楽でミスも少ないのでそっちに流れがちですが、そっちの仕事はとても内向きです。
お客様(外向き)に仕事をする必要があるんだな〜 と
ローリン様のライブで改めて感じたのあります。
ちょうど来月にはにはとりや北野坂店と元町店のリニューアルがあります。
元町に関しては大きなリニューアルです。
仮説を立てて準備を進めていますがいざ始まったらローリン様のライブと同じように準備してきたものを一旦リセットすることもいとわない前提で目の前で起こっていることに集中していきたいと思います。
いや〜 それにしてもライブよかったなー
