春
弊社では飲食店や調理師の勤務経験が豊富で様々な経験を積んできた人よりも
比較的最近に飲食業界へ携わった人だったり、異業種から転職だったりする人が多くいます。
もちろん経験が豊富な人の方が、導入はスムーズかもしれませんが、
長い目で見ると、スキルや知識の有無よりも価値観の共有の方が重要だと思っています。
価値観の共有という土台を強固な地盤にして、その上に様々なものを積み上げていくイメージです。
よってスキルや知識は土台が水平でしっかりしていれば、日々の業務の中で積み上げ、身に付けていくことができます。
例えば
包丁を握ったことがなくても、どう調理すれば喜んで頂けるかを考えられるようにまでなります。
お客様と接することに不安があっても、何かお客様のためにできることはないかと考えられるまでになります。
係数管理をしたことがなくても、数字は結果であって日々の集積であることが理解できるようになります。
生まれた時から言葉を操る赤ちゃんは居ないです。
少しづつ時間をかけて
感情を表現する言葉を見つけていきます。
顎と口角の筋肉を発音に合わせて発達させ、
何度も繰り返し発することでいつしか反射的にこぼれるにまで深く習得していきます。
僕たちの業務も毎日同じ日はありませんが、大枠で捉えると繰り返しの連続です。
繰り返しの中で、できなかったことをできるように、
やらなかったことを「やってみよう」に少しづつ変化を起こしていきます。
そうして辿った道を振り返ると、あの頃の自分が若いな(青いな)と思えるくらい前進しているわけです。
なので、いま出来ていなくても、できるようになっていけばいいのです。
昨日よりも今日の方が良くなっていればいいのです。
ちょっとくらい上手くいかないことがあっても、次の糧にすればいいのです。
↓娘の書き初め

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日記