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変わること
「企業が売っていると考えているものを顧客が買っていることは稀である」
企業側、つまり売り手側が
売りたいと思うもの
価値があると思っているもの
それをお客様が価値有りと感じ、買っていることはあまりない ということ。
なんとも恐ろしい事実であって、事業を根底から定義し直さないといけなくなる衝動を憶える。
事実、《にはとりや》 はこの言葉で創業時から素晴らしい取り組みと思い、掲げてきた「朝引き鳥のみを使用」を廃棄した。
廃棄したと言うよりも、お客様へ向けてのファーストメッセージから外した。※朝引き鳥メインは変わらない
流通が困難でコストもかかる「朝引き鳥のみを使用」をお客様は大絶賛して買ってくれていると思い込んでいたが
実はお客様は「おいしい焼鳥」、「いろいろ食べれる」、「焼鳥屋にしてはおしゃれなイメージ」を買ってくれていた。
今まで労力とお金をかけてまで死守してきた価値が、お客様にはそんなにどころか全く関心のないことだったのだ。
「朝引き鳥のみを使用」を提供価値から外し、上記の買って頂いている理由3つを強化した。
「朝引き鳥のみ〜」のときは焼鳥の売切も値打ちがつくと思っていたけど、お客様は「いろいろ食べれる」ことに満足があったので、売切が起こらないように在庫の増量と安定供給を行ったり、やることが大きく変わった。
その結果 お客様の数が増え、売上も伸びた。
しかし 世の中はどんどん変わる。
昨日の成功に安住していられない。
シナジーカフェのミッションである「外食の楽しさとライフスタイルの提案をする」
ことに基づき
一定期間、もしくは節目においてコンセプトのチェックをしないといけない。
常にお客様が買ってくれている理由と提供しているものとのギャップは無いかを検証しなければならない。
うねりをあげて押し寄せる外食のトレンドと世の中が移り変わるシフト。
昨日フィットしてたものが今日はミスマッチだってあり得る。
そのため僕たちはどんどん変化していきます。
変化することを楽しんでいきます。
こんな面白いことは他にあまり見当たらない。
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