2015/12/05 (Sat) 01:32

ギャップの存在

なんだかんだで11月末日の弊社忘年会(その時の様子はまたUPします)から各方面の忘年会が始まっております。

平素は付き合いの悪い能天気な男として活動しておりますが、12月ばかりは社交性をターボモードに切り替えて、

日頃の神出鬼没ぶりを相殺しております。

年に一度で許してもらえるなら喜んで飛んで行きますのでご入用の方はお誘いくださいませ。



さて先日 忘年会ではないですがobiobiのガースーさんと神尾さんとオススメの貝屋さんへ。

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味付けは一切せずに(塩も)ひたすら大将が焼いてくれた貝を順番に食すスタイル。

二人とも喜んでくれました。

基本的に店選びは自分が楽しむことももちろんですが シーンや同伴者の方にフィットすることのほうが喜びに感じます。

2軒目は今回の神戸本でミシュラン星を獲得した田ぶちへ。
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僕とガースーさんとコータさんは昔一緒に働いていたことがあるんですね。

もう長い付き合いです。二人とも15年以上になりますね。 引き続き今後もお世話になります。



なんだかありきたりな食レポ風日記になってきそうな予感なので舵を取ります。




貝屋さんでの一コマ




3人とも食に関わる仕事をしてるのでひと通り質問をしながら食べる。

この貝はどこ産だとか、なんて名前だとか。

焼き上がった貝を順番に食べてるとき

大将との何気ない会話の中で2枚貝は500年くらい生きる種類もあるって話を聞く。

で、大将が「あ さっきの鬼アサリは100年くらいですかね」と言う。

3人とも驚愕。

まず食材のことで知らないってなによ な声は置いておいて

貝によってはそんなに長生きすることに驚きで、その100年生きてきた命を頂いていることの有り難さに驚く。気付く。

その鬼アサリを食べる時に聞いていたら味わいも違ったものだったでしょう。

その大将のコメントは偶然発せられたことなので提供時にわざわざ言ってることでは無いようです。

大将からしたら当たり前のことなので僕らの驚きぶりに驚きみたいな様子。



という場面。






この場面を参考に。 ※お店も大将もとても素敵です。店への提言ではありません。


「自らの当たり前は顧客の当たり前ではない」 分かってるよ って聞こえてきそうですが意図的に視点を変えてみないとギャップを認識することは難しい。完全なる顧客目線になるしか。


当たり前の中に顧客価値が眠ってたりするんですね。

貝屋のシーンで言う 『鬼アサリは100年もの』 は大将にとっては鬼アサリは長生きするから100年ものも普通にあるよな っていう感覚。

僕らにとっては500年貝が生きることを知らず100年生きた貝を食べてる認識すらない状態。

あとでたまたま聞いてびっくり そのことは忘れないくらい印象深く残る みたいな。

この当たり前の認識のギャップが事業においてもあるんじゃないかということです。

自分達にとっては何てことないようなことで顧客にとっては興味深かったり新しいことが眠っていることがよくあるんですね。


イノベーションはこういう点を見つけるところから起こせると思います。

それは予期せぬ成功に見え隠れしています。

まったく新しい試みの前に既に行なっていることや資源の中からアプローチを変えることで価値転化できることを見つけることはとても大切ですね。

と、思いもよらぬ時にハッと勉強させられました。

思うように成果が上がらないときは即効性を求めてスクラップビルドしがちですが、立ち止まってじっくりと観察するところから着手することのほうが建設的でしょう。

その際は徹底的な顧客目線になることが大事です。


でも完全に顧客目線にはなれません。どうあがいても提供側ですから。

なので

一番正確な把握方法は、顧客に直接聞く以外にありません。 どうやって聞くか 何を聞くか。

この部分は多いに工夫の余地がありますね。

問いかけ様によって欲しい情報の獲得量に雲泥の差が出ます。

この「声を聞く」については別の機会で。




貝屋さんのシーンでは


ギャップの存在がある ことを自らが顧客の立場で体験できた機会でした。


それによって自分にも照らし合わせて考えるいい機会にもなりました。


ぜーんぶ含めてとても有意義な時間が過ごせました。


皆さんありがとうございます。

今後も12月の僕をよろしくお願いします。


































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